離乳食食器の消毒はいつまで必要なのかまとめました。
結論としては、離乳食食器の消毒は最初から必要ありません。
離乳食食器の消毒が必要ない理由とそれでもやっぱり気になる方のために簡単にできる消毒方法と洗い方のポイントをまとめました。
離乳食食器の取り扱い方に悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
そもそも離乳食食器なんか必要?どんなお皿がいいの?という方は 離乳食食器はいらないし必要ない?理由と長く使える食べやすいお皿を紹介の記事に詳しく書いているので、ぜひお読みください♡
離乳食食器の消毒はいつまで必要?
離乳食食器の消毒はいつまで必要なのかというと最初に述べたように全く必要ありません。
正直なところを言うと、ママパパ(特にママかな?)次第といったところです。
やっぱり1歳ぐらいまでは大人に比べると抵抗力が少ないので、した方がいいという考え方もありますし、消毒するのに頭がいっぱいになり過ぎてママパパがあまり休めない・子育てを楽しめないというのであれば、もう辞めた方がいいと思います。
ここで、問題になってくるのが哺乳瓶。
え!?うち、哺乳瓶の消毒してるのに離乳食食器の消毒はしなくていいの?変じゃない?
という声が聞こえてきそうですが、哺乳瓶の消毒をいつまでした方がいいのかについては、私も1人目妊娠時にお世話になった助産院ばぶばぶの助産師HISAKOさんのYouTubeでどこよりも詳しく解説してくれているので、あわせてご覧ください。
離乳食食器の消毒をいつまでもしなくていい理由
離乳食食器の消毒をいつまでもしなくていい理由を3つにまとめました。
- 生後3ヶ月ごろから手やモノを舐め出すから
- 赤ちゃん自身の免疫力も高まってくるから
- 完全な除菌状態から体を慣らし、将来の体の強さに
これらの理由から離乳食を始める頃には消毒をしなくていいと考えられます。
それでは1つずつ詳しく解説いくよ♪
①生後3ヶ月ごろから手やモノを舐め出すから
生後2・3ヶ月ごろになると
- 手をじっと見つめる
- 手を口に持っていく
など、ハンドリーガードと呼ばれるものが始まります。
生まれてすぐは本当に何もしなかった赤ちゃんが、だんだん自分の意志で何かを始める様子を見て、ママパパは感動!!
ただ、こうなってくると今まで頑張っていた消毒もなかなか難しいモノになってきます。
そこまで動きがない間は、赤ちゃんの周りのモノだけに気を配って消毒することは可能かもしれません。
それが、寝返りから始まり、ずり這い、ハイハイと赤ちゃんの行動範囲も広がってくると、目に入ったモノ全ても口に持っていくので、なかなか赤ちゃんが口に含むモノ全てを消毒するのは難しくなっていきます。
なんでこんなことするんだろう?
と思うママもいるかもしれません。
赤ちゃんが何でも口に入れるのは、大人とは違い視覚や触覚より口周りが発達しているからです。
そのため、何でも口に入れることでこれは何か、どういったモノか学んでいるのです。
理由がわかるとたまに赤ちゃんが口に入れるのを辞めさせるママパパがいるけど、させてあげた方がいいことがわかるよね♪
②赤ちゃんの免疫力が高まってくるから
生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんからもらった免疫力は持っていますが、自分自身で作り出す免疫力はほぼ0です。
それが、6ヶ月ぐらいを目安にお母さんからもらった免疫力はほぼなくなっていき、逆に自分自身で作り出した免疫力の方が多くなってきます。
よく6ヶ月頃に赤ちゃんが初めて風邪ひいたってことを聞くけど、これは、お母さんからの免疫力と自分自身の免疫力を合わせても1番免疫力の少ない時期に当たるからだね!
自分自身で作り出す免疫力が高くなってくると同時に抵抗力も強くなるため、食中毒になったり、食べ物に対するアレルギーも少なくなってきます。
そのため、消毒も今までのように必死になる必要はないのです。
③将来の体の強さのために除菌状態から体を慣らすため
そもそもずっと消毒をし続けて滅菌状態で育てるなんて絶対無理です。
先ほど免疫力について簡単に解説しましたが、これは様々な病原菌やウイルスなどから体を守るために備わっているモノです。
では、ここで問題です!!
免疫細胞は体中に存在しますが、そのうち腸の中には何%存在するでしょう?
最近テレビでもよく言われているので、ご存じの方も多いと思いますが約70%が腸の中に存在するのです。
腸内細菌の種類が多いほど「免疫力が高い」と言われるよ!
この腸内細菌の種類が1才までに決まるって知ってました?
え!?そうなの!?
実は、そうなんです。
そのため、1才までの間に様々な種類の菌に触れ、取り込み、どれだけ腸内に多くの細菌を蓄えるかが将来の体の強さ、つまり元気さにつながっていくのです!
これを聞いちゃうと何でも消毒ってよくないんだなって思いますよね?
では、実際先輩ママがどれくらいまで消毒していたのか見ていきましょう♪
離乳食食器の消毒いつまでしていた?
離乳食食器はいつまで消毒していたか、SNSから調べてみました!!
1つずつご紹介していきます♪
消毒はずっとしてないが1番
離乳食食器はずっと消毒してないって人が1番多いみたいですね♪
こういう投稿見ると落ち着く〜(自分がやってないから(笑))。
母子手帳アプリQ&Aより
母子手帳アプリのQ&Aにも消毒は5ヶ月ぐらいまででいいって載ってるんですね!
この方も、離乳食始まったら消毒やめてスポンジだけは大人用と分けることに決めたようです♪
離乳食食器は一切消毒してない
哺乳瓶やマグマグ、スプーンはミルトンで消毒してるけど、離乳食食器はしてないとのこと!
やっぱり離乳食食器はしないですよね?
離乳食食器は哺乳瓶と違ってチュウチュウ吸うわけではないですからね。
ただ、食材を乗せてるだけ…特に赤ちゃんがベロベロ舐めるわけでもないし・・・
離乳食教室で食器の消毒は必要ないと言われた
えらい!👏離乳食教室でもう消毒必要無いと言われたので離乳食始める段階で哺乳瓶の消毒とか消毒系やめました😂私が大雑把育児してるのもあるけど😂離乳食の食器や道具もスポンジだけ大人と分けてるだけです😅もうあちこち舐めてるし…って感じで💦
— みにごま🐅 (@goma_kun0222) September 3, 2017
離乳食教室で言われたというのは、これまた説得力がありますね♪
と同時に哺乳瓶の消毒もやめたようです。
でも、大人用と子供用でスポンジはちゃんと分けてらっしゃるようです。
それだけでも十分すごいと思います!!
離乳食食器はスポンジと洗剤を分けている
さすがですねぇー
— ニーヤ**ムスメ5y&ムスコ3y (@niyaslife) September 3, 2017
うちは、おもちゃはたまに洗うだけ、離乳食食器はスポンジと洗剤を分けて洗うだけ、です!
日に日にテキトーさが増すヽ(;▽;)ノ
ご本人さん、テキトーさが増すっておっしゃってますが、スポンジと洗剤をちゃんと分けてらっしゃるので、十分丁寧に育児されていると思います。
SNS内を隈無く探しましたが、大方の方が離乳食食器の消毒はしていないということでした!!
ただ、スポンジと洗剤は大人用と分けてらっしゃるという投稿が多かったので、やはり気になる方はそれぐらいで大丈夫だと思います。
後ほど、離乳食食器の洗い方について詳しく書いているので、ぜひ参考にしていただければと思います。>>先に洗い方ポイントをみる
離乳食食器の消毒方法
そうは言っても、今まで哺乳瓶を中心に赤ちゃんに関わるものは全て消毒!消毒!していたのに、急に辞めるのもって思うママパパも多いですよね。
そんな方のために離乳食食器の消毒方法を4つご紹介します。
- 煮沸消毒
- ミルトンやハイターなど漂白剤を使った消毒方法
- 電子レンジを使った消毒方法
- 食洗機を使った消毒方法
この消毒も哺乳瓶のように使うたびにする必要はありません。
1週間に1回程度でOK!!
では、それぞれ詳しく見ていきましょう♪
煮沸消毒
1番道具を買う必要なく、簡単なのが煮沸消毒です。
昔ながらのやり方なので、あまり効果がなさそうに思われますが、消毒するだけならこれで十分です(漂白はできません)。
- 離乳食食器が完全に浸るくらいの水を鍋に入れる
- 火にかけて沸騰させる
- 沸騰して5分ぐらい様子を見ながら煮る
- 時間が経ったら、トングなどで取り出す
離乳食食器の素材によっては煮沸消毒できないものもあるから注意してね♪
あと、消毒後、離乳食食器を取り出す際はヤケドに注意!!
ミルトンやハイターなど漂白剤を使った消毒方法
哺乳瓶を使っていた方は、家にミルトンが残っている方もいらっしゃると思います。
せっかくなので、その余ったミルトン使い切ってしまいましょ♪
もちろん、ご家庭にあるハイターなどでも消毒が終わった後しっかりすすぐのであれば問題はありません。
ミルトンでの消毒方法
ミルトンでの消毒方法は簡単!!
- 水4ℓに「Milton CP」を2錠入れ、洗った後の離乳食食器を入れます。
- あとは、1時間以上つけるだけ!!
ミルトンは1回作ると24時間使えるので、ついでにおもちゃや赤ちゃんの口に入れそうなもの、一緒にまとめて消毒しちゃいましょ♪
ハイターでの消毒方法
ハイターでの消毒方法もそれほど難しくないので安心してください。
ただ、注意点として、赤ちゃんがこの後口をつけるものになるので、しっかりすすぐことを忘れないでくださいね♡
- ハイター10mlを1Lの水で薄めます。
- この液に2分間ほどつけたら終了です!
すごく簡単でしょ♪
そもそも赤ちゃんにハイターなんて使っていいの?と疑問に思ってらっしゃる方も多いかもしれません。
答えは大丈夫です!!
ハイターは基本塩素系(←念のためお持ちのハイターを確認してくださいね)。
塩素系ハイターは次亜塩素酸ナトリウムでできていて、赤ちゃん用の消毒液の主成分もまた次亜塩素酸ナトリウム。
そう!つまり同じなんです!!
そのため、赤ちゃん用の消毒液を持ってないよというご家庭でも、わざわざ購入しに行かなくてもおうちに塩素系ハイターがあれば十分です♪
離乳食は繊維を細かく切断する分、離乳食食器に色が移りやすいので、消毒のためだけとは言わずそういった色移りしたものを漂白するにも大活躍です。
もちろん、やっぱり赤ちゃんが口にするものだし、気になるという方は赤ちゃん用の消毒液(ミルトンなど)を使ってね♪
電子レンジを使った消毒方法
手軽にできる方法としては電子レンジを使った消毒方法があります。
このような哺乳瓶を電子レンジで消毒するケースがあれば簡単!!
大きさによって離乳食の食器が入るものと入らないものがあるので、大きさはしっかり確認してくださいね♪
商品によって若干のの時間の差はあるかもしれませんが、水を入れて電子レンジで5分で終了です。
わざわざ物が増えるというのがちょっとお嫌なママパパもいるとは思いますが、短期間だけだと思って使えば手軽で短時間で消毒を終えることができます!!
煮沸消毒と違って、ヤケドする恐れも少なくなるしね!
レンジ消毒可能な食器か確認してね♪
食洗機を使った消毒方法
もう家に食洗機がある方はラッキーです!
食洗機であれば、フツーに洗うだけで消毒できてしまいます。
理由は哺乳瓶や離乳食食器に付いている雑菌は70度で死滅するからです。
食洗機の洗浄は60℃〜70℃。すすぎはなんと80℃〜90℃と非常に高温なんです。
そのため、食洗機に入れてフツーに大人用食器と一緒に洗ってもちゃんと消毒できています。
注意点としては、離乳食食器によっては食洗機が使えないものもあるから、食洗機で洗える食器かしっかり確認してね♪
また、大人用の食器が油汚れがひどい時は別の便で洗った方がいいよ☆
離乳食食器の洗い方ポイント
離乳食食器の消毒に仕方について解説しましたが、基本は普段の離乳食食器の洗い方が1番大切です!
そのため、この章では離乳食食器の洗い方で気をつけるべきポイントについてまとめました。
どれもすぐ簡単にできるものですが、ついやってしまいがちなことも含めれているので、ぜひ改めて気をつけてくださいね♪
- 使った後はすぐに洗う
- すすぎ残しがないようによく流す
- 洗った後はすぐ拭く
- 生ものを調理した後は熱湯消毒
- 赤ちゃん用スポンジを用意する
使った後はすぐに洗う
実は、使った後はすぐに洗うというのが単純なようで1番大事です。
でも、「待って」と言葉をかけてもなかなか伝わない赤ちゃんを抱えたママにとっては結構な難関ですよね。
それでよくしてしまいがちなのが、後から洗いやすいように食器を水の中につけておくこと!!
これ要注意です!!
- 30〜35℃の温度帯
- 水がある、または湿度90%以上
- 細菌の栄養(=食べかす)がある
この3つが揃うと雑菌が大好きな環境になります。
菌は30分ごとに分裂して増えていくので、仮に10時間放置すると冬だと1万倍、夏場だと7万倍にも増えてしまいます。
しかも、この菌の厄介なところは洗剤とスポンジで洗っても1000分の1程度しか減らないということ。
そんな雑菌だらけの食器で流石に赤ちゃんに食べさせたくないよね〜。
もし、どうしても時間がない時は、水に食器用洗剤を入れてつけておき、2〜3時間以内に洗うようにしましょう!
これだけでも細菌の増殖を抑えてくれるので、だいぶ違います。
私がよく利用するのは、
\あとラクミスト!!/
すぐ洗えなくてれもこれをシュシュッとかけておくだけで、除菌をしてくれるだけでなく、汚れを落としやすく分解してくれます。
おかげで、あとからまとめて洗うときもびっくりするくらい汚れがスルスル落ちちゃいます♪
一度試してみる価値はありますよ♪
すすぎ残しがないようによく流す
当たり前じゃんと思われるかもしれませんが、すすぎ残しがないようにしっかりとよく流すことも大事なポイントです。
せっかくキレイに洗剤で洗っても、すすぎ残しがあると洗剤が赤ちゃんの口に入ってしまいます。
もし、心配であれば自然由来の優しい洗剤や合成界面活性剤の使われていない洗剤を選ぶといいですね。
ただし、こういった洗剤は油汚れに弱いから大人のものとは分けて洗うことを推奨!
洗った後はすぐ拭く
洗った後にすぐに拭くというのも、先ほど解説したのと一緒でせっかく洗っても濡れたままになっていると30分で菌が繁殖してしまうからです。
これも赤ちゃんのお世話に忙しいママにとっては、非常に難関だと思うのでそんな方にはコレ!!
\チャーミーマジカの速乾機能付き/
騙されたと思って使ってみてください。
本当にすぐ乾きます。私はこれが発売になってからずっと愛用していて、ママ友達にも勧めていますが、みんな口を揃えて本当に素早く乾くと言っています。
ぜひ試しみてください♡
生ものを調理した後は熱湯消毒
洗うだけでなく、調理中も気をつけたいポイントがあります。
魚や肉を調理した後の包丁やまな板は熱湯消毒することです。
熱湯消毒は沸騰させたお湯を包丁やまな板にゆっくりかけるだけでOK!!
赤ちゃんはまだまだ抵抗力が弱く、ちょっとの食べ物でアレルギーになったり、食中毒を起こしたりします。
なので、魚や肉類など生モノを調理した後は熱湯消毒することを癖づけておきましょう♪
大変だしめんどくさいけど、普段から当たり前にしておくとそんなにめんどくさくないよ♪
もしくは、包丁やまな板を魚や肉を切る用とそれ以外で使い分けよう!
赤ちゃん用スポンジを用意する
どうしても気になる方は、赤ちゃん用のスポンジを用意するといいです。
大人と一緒のスポンジを使っていると、どうしても大人の食べたものが赤ちゃんの食器についてしまいます。
より安全にということであれば、赤ちゃん用の洗剤を使って、赤ちゃん用のスポンジで洗ってあげると安心して離乳食食器を使うことができます。
もちろん、気になる方はだからここまでしなくても大丈夫!!
ママが楽しく気持ちもラクに育児できる範囲でやってあげよう♪(ちなみに我が家はここまでやってない(笑))
離乳食食器の消毒はいつまでか気にする必要はない
離乳食食器をはじめとして、赤ちゃんが産まれてから産院などでも消毒消毒と言われ続けていたので、どこまで消毒して、どこからが消毒しなくていいのかの線引きが非常に難しいと悩まれるママも多いと思います。
1人目だったり、産後のホルモンバランスによりナーバスになっていると、自分の体は悲鳴をあげているのに、「こうしなきゃ」といろんなところに目を配りすぎてしんどくなってしまうことも多々ありますよね。
自分の心の余裕のためにも、赤ちゃんの体調に合わせて、“昨日は消毒したけど今日は消毒しない”などその時その時の状況に応じて対応していけるといいですね♪(←これがなかなか難しいんだけどね)
たまには外食して気分転換も大事!
外出時の離乳食の持ち物については 外出時の離乳食の持ち物は?お出かけ便利グッズと取り分けしやすいメニューの記事に詳しく書いているのでぜひお読み下さい。
最低限必要な離乳食グッズについてはこちら離乳食グッズで最低限必要なモノは?失敗しない便利グッズを調理方別に紹介
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